こんにちは!

5月2日、GW前の最後の仕事をこなし、釣りにはいかずにレイトショーを見に行ってきました。

見たのは、前回の【ゴースト・イン・ザ・シェル】と迷った、【T2 トレインスポッティング】でした。

先に感想を書くと、観て良かったと感じた映画でした。後で詳しく書きますが、映画の中で映像と音楽のコラボレーションが素晴らしく、且つ、私の好きな曲も使われていたりと、映画トータルとして満足度の高い映画だった気がします。

では、レイトショー鑑賞記いってみたいと思います。


20年ぶりの新作となる今回の作品

トレインスポッティングは、1996年に公開されて、そのスタイリッシュな映像と音楽により一世を風靡した映画ですが、今回の【T2 トレインスポッティング】はその続編です。

舞台はスコットランドのエディンバラ。

登場するのは、主人公のマーク、マークの一番の親友サイモン(シックボーイ)、ヤク中のスパッド、コソ泥のぺグビー、そして今回の作品で登場するサイモン恋人ベロニカ。

前作では主人公のマークが1人で大金を持ち逃げして海外逃亡。

残されたメンバーはエディンバラに残り、三人三様の生活を送っていたところに、マークが戻ってきて、また4人のハチャメチャなやり取りが始まるという設定です。

前作公開からリアルに21年が経過しており、出演者も同じ、監督も同じという事で、前作のシーンがあちこちに挿入され、回顧シーンなども織り交ぜられながら、今の4人のやり取りが描かれています。

エディンバラに残った3人は、ペグビーは20年間刑務所暮らし。

スパッドはドラッグ中毒から抜け出せず、どん底の生活。

サイモンは同じくドラッグ中毒のまま、場末のホテルを経営しつつ、盗撮によるゆすりで生計をたてているという状況。

3人とも、程度感の違いはあれど、大金を持ち逃げしたマークを恨んでいるところに、マークが帰ってくるわけですから、何も起こらない訳はありません。

三人三様の迎え方がある訳ですが、ペグビーは一番性格も激しく、恨みも大きかっただけに、ドタバタ度合いも一番激しく、今回の作品の見せ所となっています。

舞台や背景がこんな感じなので、特に明確なメッセージや示唆、オチがある訳ではないのですが、私もちょうど登場人物達と似た年齢なだけに、20年間を振り返りつつ今を迎えるという内容には感慨深いものがありました。

後にも書きますが、ストーリー以外に、映像と音楽で魅了してくれる本作品は、個人的には好きな映画で、パルプフィクションなど、音楽が印象的な作品とカブるイメージが強くありました。

また、今回の作品の中にも登場する下の映像のシーン。

実は、前回作のラストシーンなのです。

若きユアン・マクレガーの晴れ晴れとした笑顔が印象的ですが、作品を見た人ならその意味がわかるかと思います。


ネットで画像などを調べると、下の4人が同時映っている写真がありますが、映画の中では実際にはこのシーンはありません。(たぶん無かったと思う)

一番右に映っているベグビーがおらず、残りの3名のシーンはありました。

その理由はなぜか?そこは見た人のみぞ知る話しですね。
    

前作を見ていないだけに、先入観も期待感も特になく見たのですが、いい意味で期待感を裏切ってくれた印象を持ちました。

トレインスポッティングの意味とは

さて、映画のタイトルの"トレインスポッティング"ですが、意味がわかりませんよね?

初回作の時にも、地元スコットランドの人さえもタイトルの意味がわからないという不思議なタイトルだったようですが、前回の映画のシーンで電車の操車場でドラッグをしているメンバーに対して、浮浪者のような人が「トレインスポッティング」と呼びかけるシーンがあります。

今回の作品にも、回顧シーンで出てきますが、操車場でいるので浮浪者に『鉄道オタクかお前達?』と呼び掛けられているのです。

トレインスポッティングとは、『鉄道オタク』の事なのです。

実際、本人達は人目につかない操車場でドラッグをしていただけなので、鉄道オタクとは全く関係のない話なのですが、酔っ払いの浮浪者が放ったジョークが映画のタイトルになっているというのは、なかなか面白く、素晴らしい感性だなと感じたのは私だけではないと思います。
    

キャストについて

主演はユアン・マクレガー。20年前に大金をひとりで持ち逃げしたマーク・レントン役を演じています。

この人、良くみた記憶がある方も多いのでは?

理由は、スターウォーズの第1章~第3章で、若き日のオビ・ワン役として出演しています。

当然、21年前のトレインスポッティングにも出ています。

因みに、メインキャストの4名については、全員。前作と同じキャスト。

映画の中では20年後になっていますが、実際にも21年が経過しており、出演者のリアルな月日の経過が感じられます。   



そして、マークの一番の親友役であるサイモンを演じるのはジョニー・リー・ミラー。

イギリス出身の俳優で、祖父はあの『007』シリーズの初代M役を演じているバーナード・リーとのことです。

また、1995年に公開されている『サイバーネット』にて映画デビューしており、その時に共演したアンジェリーナ・ジョリーと結婚しています。

映画の中でも男前ぶりを発揮しつつ、マークとの名コンビぶりを見せてくれています。

最近では、【ドクター・ストレンジ】で主役を演じていたベネディクト・カンバーバッチとダブルキャストでフランケンシュタイン博士と怪物を交互に演じています。



20年間、ドラッグ中毒から抜け出せずに、マークと再会する直前には自殺までしようとしていたスパッド役を演じているのはユエン・ブレナー。

この人、スコットランド・エディンバラのご出身。

主な出演映画としては『エイリアン VS プレデター』や『エクソダス:神と王』など。

あまり主役になるような俳優さんではないかと思いますが、今回の作品でも気の弱い性格ながらも、ドラッグ中毒から抜け出し、文筆の才能を発揮して生きがいを見つけていく姿を見事に演じており、名脇役という感じです。

演技そのものはかなり見応えがあるので、これから見られる方は注目しても面白いかと思います。



最後に紹介するのは、ベグビーを演じるロバート・カーライル。

この人もスコットランド・グラスゴーの生まれ。

他には男性ストリップがテーマとなって有名になった『フル・モンティ』などにも出演。
1999年には『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』や『ザ・ビーチ』などにも出演しています。

トレインスポッティングの中では、強烈に強引で腕っぷしが強く気が荒い役どころを演じていて、大金を一人で持ち逃げしたマークを恨んでいて執拗に追い回すシーンがとても面白く笑わせてくれます。

映画の最後に、メンバー3人からされる仕打ちが見ものです。



まとめ

ということで、レイトショー鑑賞のお話しでした。

今回の映画は、先にも書いた通り前作を見ていた訳でも無かったので、正直、見るまでは関心は高かったものの、あまり期待はしていませんでした。

しかし、実際に見てその期待は大きく裏切られました。

見て良かったと感じれた作品でした。

これを機会に、前作のトレインスポッティングも見てみたいと思います。

見るまでの期待感を、逆の意味で大きく裏切られたのは『ユージュアル・サスペクツ』以来の感覚でした。

最後に、前作のトレインスポッティングをご覧になっていない方は、以下の映像を見てから行ってもらうと、より話の展開がわかりやすいかもしれません。

この曲は、私の大好きな釣りビジョンの番組"田辺哲男 Go for it"のエンディングで使われている、“UnderWorld”の“BornSlippy”という曲ですが、前作のトレインスポッティングのエンディングで使われていたことを初めて知りました。

もちろん、今回のT2でも少しアレンジされて使われています。   

こんなところで繋がっていることが、非常に不思議で面白い感じがしました。



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