こんにちは!

今回は新シリーズの開幕か?という話しですが、子供の遊びである"ベイブレード"について書いてみたいと思います。

いきなり何のネタだと思われるかと思いますが~

最近、テレビでもアニメの放映がスタートし、にわかに子供(男子)の間で人気を集めている遊びなのですが、いっしょにやってみると、これがなかなか奥が深く面白いので、密かに親の方がハマっていたりします。

男の子を持つ、男親にはありがちな、子供がハマって親もハマるパターンですね (^^;;

男子という特性と、男性は大人になっても子供の要素が抜けきらない?と言う特性から、こうなることが多いものです。

と言うことで、今回はこの"ベイブレード"について書いてみたいと思います!

まぁ。子供の遊びについて、どこまで真剣に記事にするねん!と思われるかもしれませんが、そこはご愛嬌として、お時間のあるかた、興味のある方はお付き合いください。


ベイブレードとは、何ぞや?

まず、最初に、ベイブレードについて説明しておきたいと思います。

そもそも、ベイブレードは主に小学生向けのコミックである“コロコロコミック”に連載されている漫画で、TVアニメとしても放映されています。

ベイブレードは第1世代として、2001年~2002年にかけて『爆転シュート ベイブレード』がスタートで、第2世代として2008年~で『メタルファイト ベイブレード』が公開、そして現在は第3世代として『ベイブレードバースト』になっています。

そもそも、ベイブレードは、私達の父親世代の『ベーゴマ』を現代版として復刻させたようなおもちゃです。

良く似たものに、ビーダマンというものも一時期流行りましたが、ベイブレードの方が生き残っていますね。

駒遊びは、昔から男の子の遊びとして人気の遊びであり、戦い(バトル)による勝ち負けを楽しむ競争心を掻き立てるもので、小学生くらいまでを中心に人気を博して当然の遊びかと思います。

我が家でも、ゲームボーイなどのテレビゲームをさせないようにしている関係で、遊びとして積極的に取り込んでいるのですが、最新の『ベイブレードバースト』はその構造からして子供のおもちゃと思えない驚きの工夫が凝らされており、大人の私も半分ハマりそうな面白さがあります。

昔のべーゴマは、土俵から相手を弾き出すか、最後まで回っている方が勝ちというシンプルな勝負内容でしたが、最新の『ベイブレードバースト』は、その名称に含まれている通り、相手を“バースト”させることでも勝負を決めることができます。

この“バースト”とは何か?なのですが、ベイブレードバーストで使う駒(ベイ)は、大きく言うと3層構造になっています。
バーストとは、この3層構造のベイがバラバラになることを指しています。

追って書いていきますが、バトル中にお互いに接触することで、この3層構造が緩んでいき、最後まで緩みきるほどダメージを受けた時には3つのパーツがバラバラに分解されてしまうのです。

これは、毎回の戦いの度に必ずどちらかがバーストする訳ではありません。

なので、バーストさせることだけが勝敗を決める手段ではなく、昔のベーコマのように、最後まで回っていることで勝つという方法もあり、バーストを狙って勝ちにいくか?最後まで回り続ける(相手の攻撃に耐えきる)ことで勝ちにいくか?が選択肢になるようになっています。

ある意味単純な勝敗の決め方ですが、このシンプルな結果を求める為に、かなり複雑な仕掛けが準備されているところに、メカ好きの傾向が強い男子がハマる理由が隠されているのです。


ベイブレードバーストの構造について

では、この3つのパーツについて簡単に説明したいと思います。

一つは、一番上に配置されるパーツで"レイヤー"と言い、見た目のカッコよさなどを左右するパーツであると同時に、ベイ同士がバトル中に接触した際に、相手に与えるダメージを変えたり、逆に受けるダメージをコントロールする機能を有しています。

bay_2

先にも書いた通り、バーストを狙って勝ちに行くことを目的としたレイヤーは、相手にベイに引っかかる突起物が多いデザインになっていたりします。

逆に、相手の攻撃をいなし続けて勝ちに行くことを狙ったレイヤーは、相手と接触した時にも引っかかりにくいようなデザインになっていたりして、その特性毎にデザインが大きく変えられています。

主には、アニメの中に出てくるキャラクターとしてデザインされていますが、そのデザインにはひとつひとつ意味があるのです。

下のレイヤー(ゼノエクスカリバー)などは、形的には非対称であり、回転させるものとしては非効率的に見えるのですが、子供にとってはそんな論理的構造論よりも、見た目のカッコよさの方が必要なのは周知の事実。

しかし、見た目重視のようであっても、実は、飛び出た剣(エクスカリバー)の先端が、絶妙の攻撃力を生み出すように設計されているのが、また面白いところです。

bay_5


次に、2つ目のパーツとして“ディスク”があります。

レイヤーがプラスチック製のパーツであるのに対して、このパーツは金属製で、ベイの回転力を主に担っているのですが、細かく見てみると、デザインにもいろいろな工夫が施されています。

bay_3

例えば、回転時に、地面に貼りつく方向への力(ダウンフォース)を生むような形になっていて、この次に紹介する“ドライバー”というパーツの性能をより発揮しやすいようになっているものや、逆に浮き上がる方向に力を生む形になっていて、ベイの設置面で発生する摩擦抵抗を減らし、より長く回転し続けるようになっているものもあります。

また、同じベイブレードバーストの中でも、初期型は金属だけで構成されているパーツですが、最近の後発型のベイでは、この金属パーツの外周に“フレーム”というプラスチックのパーツが取り付けられるようになっており、より重さや攻撃力・防御力を高める機能が付加されています。

最後に、3つ目のパーツとして“ドライバー”があります。

これは、ベイの足に当たるのパーツであり、地面との接点を受け持つパーツです。

昔の駒であれば、ここは金属の棒(釘の先端のような形)なだけなのですが、ベイブレードバーストでは、ここが棒のような突起物であったり、コロコロと回るボールになっていたり、はたまた衝撃を吸収するようにバネでへこんだりする機能が持たされており、これだけでも何十種類もラインナップされています。

bay_4

と言うことで、これら3つのパーツを、それぞれの特性を意識して組みわせることにより、攻撃力重視のベイになったり、防御型で持続力重視のベイになったりするのです。

これら3つのパーツは、レイヤーにドライバーを反時計周りにねじ込んで固定するよういなっていて、バトル時には、このねじ込みが逆に緩められて、最後まで緩みきった時にパーツがバラける(バーストする)という仕組みになっています。


因みに、販売形態としては、アニメの中の登場人物(キャラクター)が使っているのと同じパーツの組み合わせのセットで売られているものがほとんどで、パーツ売りなどは非常に限定的です。

デフォルト設定として攻撃型や防御型などの特性を意識したセットになっています。

しかし、パーツの互換性が保たれているので、複数のパーツを持っていれば、自分の考え(アイデア)で特性を変えた自分だけのオリジナルベイに仕上げることも可能です。

このカスタマイズできる、というところが、男子のメカ好きの心をくすぐるポイントではないかと思います。

釣り人でも(私も同じですが)、リールについてはカスタムパーツを装着する人が多いですよね。

より性能を特化させたり、アップさせたりすることを意識しだすと、このカスタマイズに関心が向かうのです。


物理的な知識も必要

さて、おおまかなベイブレードバーストの仕組みは判って頂けたかと思いますが、実際の勝敗を分ける要因については、実は勢い(ベイを回す腕力等)や、ベイの形状だけではない部分にも隠されています。

ベイブレードは駒なので、当然回転運動をするものです。

それこそ、ベイトフィネスリールの記事でも書きましたが、回転運動する物質は慣性力により、回り続ける力に違いが出てきます。

ベイトリールの場合は、バックラッシュを回避する為に、回り続ける力(慣性力)は極力小さい方が良かったのですが、ベイブレードについては逆です。

最後まで回っていた方が勝ちですし、相手のベイと衝突した際にも、慣性力が大きい方がよりダメージを与え易くなりますので、ベイブレードに関してはより慣性力が大きいベイの方が勝負には有利ということになります。

先の章で書いた通り、3つのパーツの中で、主に慣性力を司っているのは、3層な真ん中に配置する金属性のディスクです。

このパーツ自身もいろいろなデザインが施されていて、相手と当たった時のバースト力に影響するのですが、一番大きな役割は回転力を発揮し、持続させる事です。

そこで、試しに重さを測ってみたのですが、手持ちのディスクの中でも3g前後の違いがあります。

少し古い世代のディスクは、やはり軽くて、最新のモデルに付属しているディスクの方が重くなっています。

子供にとっては見た目のかっこよさが目を惹くのですが、慣性力に影響を与える重量も実はバトルの勝敗を左右する要素となっているのです。

そこで、手持ちのディスクを、精密デジタルスケールで調査してみました。

まずは、最新のベイ“ゴッドヴァルキリー”に標準装備されているディスク&フレーム。

 23.65gです。



同じく、ゴッドベイシリーズの“クライスサタン”のディスク。

こちらは23.71g。ほぼ同じウェイトです。

因みに、同じ種類のディスクでも、個体差により重量差があることも、ネットなどを見ていればわかります。

ディスクの表示に星〇個、と書かれているのは、この重量のレベルの違いを表しているようです。

星1~星4までのレベル差があるようです。



そして、私が子供と対戦する為に購入した、1世代古いベイブレードバーストのベイ“ゼノエクスカリバー”のディスクを測ってみると~

 20.39g!!

フレームが付いていないので、余計にウェイト差が出るのですが、それにしても歴然としたウェイト差です。

子供との対戦用なので、何らかのハンディが合った方が良いとの判断で世代遅れのベイを調達したのですが、実際に対戦してみると、勝率は五分に近い状況。

物理的にパワー差があれば勝てると決め込んでいたのですが、実際にはベイの持っているポテンシャルが大いに影響することを痛感しています・・・



更に、子供とのバトルであまりにも勝てないので、悔しくなってこっそりと調達したディスク“ナインディスク”

まったく知識もなく、ギザギザが大きくて、見た目も青色でちょっとプレミアム感があったので、オークションで安買ったのですが、買った後で子供に指摘されたのは、このディスクは通常のベイとは違う“左回転”のベイである“ロストロンギニス”というベイに装着するディスクだそうです・・・

いろいろと複雑すぎる・・・

しかも、見た目の厳つさに反して、ウェイトは大したこもなく

 20.51g・・・

何も考えずに調達した、父親の夢はあっさり砕かれました。

実際、バトルでの効果はほぼ違いを感じることはありませんでした・・・


見た目のデザイン(かっこ良さ)と機能性を合わせ持つレイヤー

次に、レイヤーについても少し書いてみたいと思います。

ベイの最上部に位置するパーツであり、べイの名称そのものにもなっている重要なパーツです。

デザイン性の違いからベイの個性を司っているパーツで、バーストを狙いに行けるか?徹底的に守り抜くかのスタイルを決めるのはレイヤーと言っても過言ではないかと思います。

なので、ディスクやドライバーなどは、レイヤーの性能を最大限に引き出せる組合わせを考えるのが王道のセッティングではないでしょうか?

ただ、デザインが性能の大半を決めていると言いつつ、こちらも回転するベイの一部なので、回転性能の一部も担っていることも事実です。

そこで、手持ちのレイヤーの重量もチェックしてみました。

下の子用の“ゴッドヴァルキリー”については、10.20g



そして、子供の水泳教室の進級のご褒美として調達した“ガーディアンケルベロス”

まぁ、最新のレイヤーなのですが、バトルでの安定感は抜群です。

持続性が長所のレイヤーのようなので、重さが少しあるのか?と思って測ってみたのですが、先の“ゴッドヴァルキリー”とはキッチリ同ウェイト。

強さの秘訣は重さにある訳では無さそうです。

一見、“ゴッドヴァルキリー”の方が見た目の突起物が多いのですが、どうもそういうレベルの問題ではないようです。



最後に、一世代前の、私の“ゼノエクスカリバー”です。

ゴツゴツ感は半端無いので、密かに結構重いのでは?と期待していたのですが、結果は最軽量の9.54g~

こりゃ、バーストフィニッシュされる確率が高い訳ですね (^^;;

やはり、物理的に不利な状態であったことが確認できました。

まぁ、これこそ、大人のハンディという認識でちょうど良さそうですね。



以上、レイヤーは見た目の違いが一番わかりやすいパーツではありましたが、バトルでの勝敗を左右する要因は形だけでなく、他にも沢山ありそうです。

因みに、ネットで調べた範囲では、ベイのバーストのし易さ(裏を返せばしにくさ)を左右する部分として、レイヤーとドライバーの引っかかりの強弱という要素もあるみたいです。

確かに、ベイ同士がぶつかって、そこがズレて最終的にバーストする訳ですから、ズレにくいベイは勝負に勝ちやすい性能を持っていると言えます。

単純に個体差もあるようですが、機種別でも、元々ズレにくいものとズレ易いものとがあるようです・・・

奥が深すぎる~

ベイブレード まとめ

と言うことで、今回はベイブレードについての初記事となりました。

もう少し書きたいことも残っていますが、記事が長くなり過ぎるので、今回はここまでとしておきます。

今回書ききれなかったドライバーについても、次回以降で書いてみたいと思います。

また、ベイバトルの大会もいろんなところで開催されていたり、大会のグレードもG1~G4まであることなども調べてみて知りました。

ベイブレードは、先に書いた通り、それぞれのパーツの機能や特性を理解した上で組み合わせることで、いろんな勉強になると思いますし、体を使うと言うほど大げさな話しではないにしても、バーチャルではなくリアルに遊ぶものとして、小学生などには良い遊びだと思います。

ベイブレードネタ、今後発展系として展開できそうな予感です (^^

今の注目ベイ
■ドレインファブニル
・・・最強の左回転ベイ。アニメの中でも最強です。


■ロストロンギヌス
・・・ドレインファブニルに対応できる数少ない左回転ベイです。


■アルタークロノス
・・・ただ、単に最新ですが、なかなか強そうなベイです。


■NABRA Chase Fishing TOP へ